家族不和について
 家族不和についてのわたしの個人的な意見を語ろうと思います。

 不安定な家庭状況と言うのは、子供が成長していく過程において、多大な悪影響を及ぼします。なによりも厄介なのは、その悪影響と言うのが、長年にわたってその子供を縛り続けるということです。わたしは、小学校の高学年以来、両親の離婚いたる過程での家庭内の不安定な状況に対する恐怖感・不安感をいまだに忘れられずにいます。

 子供の生活に安心感を与えることが両親の最低限の責任であるとしたら、両親が互いに責め合い、罵り合ったりすることは、両親の 責務を果たしていないということになると思います。

 ある心理学の先生によると、『日常的に家庭の「戦火」にさらされる子供は、人とのつき合いにつまづきやすく、焦りや猜疑心が強くなり、将来の生活への自信を失い、特に結婚に対する恐怖感を持ちやすくなる。ある子供は「両親の悲劇を繰り返したくないから、大人になっても絶対に結婚しない」と語った。』そうです。

 このことからわかることは、離婚そのものだけでなく、離婚に至る過程が子供にかなりの悪影響を与える、ということです。これは、両親が実際に離婚するかどうかは別にしても、両親の争いを見ること自体が子供にとって正に「悪夢」になるといことを物語っています。

これに関しては、みなさんも様々な意見をもたれているかと思います。何か意見のあるかたは、ぜひ、ご連絡ください。
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